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1: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 11:25:18
信じようと、信じまいと―

ある者の元に差出人不明の手紙が届いた。手紙の指示では、この
手紙にあなたの知るロアを一つ加えて、一人の人間に送れ。だが
彼は指示に逆らい、不特定多数の者にロアを広めた。彼がいなく
なった後、新しいロアが追加された手紙がまた誰かの元へ届いたという。


※「ロア」とは?

<形式面>
・「信じようと、信じまいと―」で始まり、「信じようと、信じまいと―」で終わる。
・「信じようと、信じまいと―」と本文の間には1行空行を入れる。連投の場合は、
 終わりの「信じようと、信じまいと―」をつけるのは最後のレスのみ。
・本文は必ず4行。1行は40文字前後。文章は簡潔で、3~6文程度。

<内容面>
・常識ではあり得ない奇妙な話でありながら、噂話や都市伝説のように、
 もしかすると本当かもと思わせる程度の現実味、客観性を持つ。
 (↑ポエム、体験談との違い)
・一見、有名な話として知られていそうに思えるが、今までに誰も聞いたことがない
 話である。
 (↑トリビアとの違い)
・時代、地域、人物など、ある程度の具体性がある。
 (↑普通の都市伝説との違い)


<Tips>
・「信じようと、信じまいと―」の「―」(全角ダッシュ)は「ー」(長音符)ではない。
・ロアから手紙が届かない限り、事実上自らの創作に限られる。
・具体性は現実味を増すため必要だが、あまり有名すぎたり身近な題材だと、
 逆に信憑性が低くなる(誰でも自分で確認できてしまうため)。

2: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 11:28:22
信じようと、信じまいと―

中国地方のある村では毎年、人が亡くなると畑に新しい案山子を立てるという風習がある。
既に案山子が立っている畑には新たに立てず、案山子が立てられた畑は手入れをしない。
そのうち荒れた畑ばかりになりそうだが、毎年一体ずつ案山子が畑から消えるのだそうだ。
ある村人は「新しいのが立てられそうになると、古い案山子から山へ歩いて行く」と語った。

信じようと、信じまいと―


3: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 11:28:59
信じようと、信じまいと―

第二次世界大戦末期、チェコのプラハ攻防戦に参加した兵士の証言に次のようなものがある。
「その敵兵は石の剣や鎧で武装しており、銃で頭を砕かれても動きを止める事は無かった」
その証言を裏付けるように、戦闘後の市内には石の剣や鎧が埋まった砂山が各所で見られたが、
公式には「戦闘によって彫刻等が多数破壊された」とするのみで、兵士の証言は黙殺された。

信じようと、信じまいと―

4: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 11:29:39
信じようと、信じまいと―

1994年アメリカ、スーパーで深夜の見廻りをしていた男がレジ付近へライトを向けると、
レジに立っているマネキンを別のマネキンが銃で脅しているという奇妙な光景が目に入った。
驚いた男は制止の声を上げ銃を構え、相手も構えたのを見て発砲、マネキンの右腕を粉砕した。
その直後にマネキン達は動きを止めたが、破損したマネキンの足元には大量の血痕が残された。

信じようと、信じまいと―

5: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 11:32:00
信じようと、信じまいと―

「ロードス島の青銅巨人」これは紀元前305年に建造された有名な世界七不思議の一つである。
太陽神ヘリオスの姿を模して作られたと言われるが、実際は別の姿であった事は知られていない。
その像は女性の姿であり、右手に書物を小脇に抱え、左手には松明を持ち高く掲げている。
現在良く知られている自由の女神像と鏡に映し、冠を取り去ったのと全く同じ姿であったという。

信じようと、信じまいと―

6: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 11:33:17
信じようと、信じまいと―

1743年、フランスのある村へ来た旅芸人の一団に、精巧な人形を持つ一人の腹話術師がいた。
人形があまりに精巧だったので、ある男が人形を盗んで金にしてやろうと友人に持ちかけた。
友人は反対したが、男は早速今夜にも盗んでやると豪語して旅芸人一座のテントへと向った。
しかし翌朝、旅芸人達は何事も無く村を出て行き、後には男によく似た人形が残されていたという。

信じようと、信じまいと―

7: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 12:15:44
信じようと、信じまいと―

「私が作りました」。それは、農産物の生産者と消費者を繋ごうとする試みである。
長野の山本氏は、東京のスーパーで信じがたいものを見た。キャベツに微笑むのは、
10年前に死んだはずの叔父なのである。あわてて出荷元の農協に問い合わせたが、
確かに叔父と名乗る人物から集荷したという。一体、キャベツはどこから来たのか。

信じようと、信じまいと―

8: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 12:17:23
信じようと、信じまいと―

10年あまり前、当時大学生の仲村さんは、神戸の学生マンションに暮らしていた。
現代の若者とて近隣との交際もせず、時折聞こえる隣室の騒音にも干渉しなかった。
マンションに住んで3年目、震災で建物は倒壊して仲村さんは九死に一生を得たが、
それよりも恐ろしかったのは、隣室が何もない空き部屋であったとわかったことだ。

信じようと、信じまいと―




9: 本当にあった怖い名無し 2008/05/30(金) 12:19:12
信じようと、信じまいと―

「真夜中に電気冷蔵庫から出る音が、中年男の唸り声のように聞こえて眠れない」
1960年代、このような苦情がさる家電メーカーの苦情係に相次いで寄せられた。
担当者たちが青くなったのは、苦情が栃木の某工場で生産した製品に集中しており、
その工場内で中年の男性労働者が何者かに殺される事件が発生していたためである。

信じようと、信じまいと―

46: 本当にあった怖い名無し 2008/06/06(金) 15:11:13
信じようと、信じまいと―

ある男は毎朝自分で淹れた茶を飲むのが習慣で、毎日茶柱が立つのを自慢していた。
実際男は運が良く、事故も遭わず大怪我もせずに平穏で幸福な日々を過ごしていた。
ある朝、男の淹れた茶に茶柱が立たなかった。男は多少不安を感じつつも仕事へ出た。
1923年9月1日、その日発生した関東大震災によって男はきっかり正午に命を落とした。

信じようと、信じまいと―

47: 本当にあった怖い名無し 2008/06/06(金) 15:11:52
信じようと、信じまいと―

ある町で、男の刺殺体が二つ見つかった。二つは顔貌からから死に方まで同じだった。
二つの死体のDNAは完全に一致し、また凶器から死体以外の指紋は検出されなかった。
しかし、検案が終わり解剖へ回されようとした死体の一つが忽然と消えてしまった。
男の素性は全く分からず、解剖を終えた死体は単に自殺した無縁仏として処理された。

信じようと、信じまいと―

49: 本当にあった怖い名無し 2008/06/06(金) 15:13:06
信じようと、信じまいと―

元来UFOとは未確認飛行物体の略であり、異星人の宇宙船=UFOというのは間違いである。
例えば、1944年4月2日に台北市内で目撃されたものが宇宙船でないUFOとして挙げられる。
その飛行物体は明確に人型であり、体長は約1m、燐光に包まれ10m程上空を飛行していた。
数人がそれを目撃し、空中へ染み入るように消えたこの物体の正体は未だ判明していない。

信じようと、信じまいと―

50: 本当にあった怖い名無し 2008/06/06(金) 15:13:50
信じようと、信じまいと―

ある男が、ここ数日扉を開ける夢ばかり見るんだと知人に漏らした。知人は機転を利かせ、
新しい進展がある暗示じゃないかと言ったが、どうも扉を開けた先にまだ扉があるらしい。
翌日、男は知人にもう夢は見ないかも言った。開けた先の扉が無い夢を見たというのだ。
さらに翌日、男は深夜に心臓発作で死亡した。彼が開けていた扉は何だったのだろうか?

信じようと、信じまいと―

72: 本当にあった怖い名無し 2008/06/09(月) 01:30:40
信じようと、信じまいと―

砂丘は、風によって運ばれた砂が地表に堆積して出来るものであるため、砂漠と違い
徐々に移動する。しかしデンマークのある田舎町をおそった「砂丘」は砂丘としても
少々異質で、わずか一日で街ひとつが大量の砂に埋もれ「消失」し、その翌日には
砂は跡形もなく無くなっていた。三千人近い街の住人達と共に。

信じようと、信じまいと―

73: 本当にあった怖い名無し 2008/06/09(月) 01:31:01
信じようと、信じまいと―

1978年。北海道、根室沖で起こった定期連絡船・福富丸沈没事故。
乗員乗客867人全員死亡という惨事になったこの事故の翌年、根室管内の
漁場で軒並みカニなどの甲殻類の卸値が下落した。茹でたカニの甲羅から
人間の頭髪や歯が出てきたという話が相次いだためである。

信じようと、信じまいと―


74: 本当にあった怖い名無し 2008/06/09(月) 01:31:35
信じようと、信じまいと―

ハリガネムシという寄生虫がいる。成虫になるまでカマキリなどの昆虫の体内で過ごし、
特殊な神経伝達物質を出して宿主を水辺まで誘い、その身体を食い破って出てくると
いう珍しい生体を持つ生物だが、最近、ブラジルで川に飛び込んで自殺した男性の
体内から、一メートル近くまで育ったハリガネムシが見つかったという。

信じようと、信じまいと―

75: 本当にあった怖い名無し 2008/06/09(月) 01:34:42
信じようと、信じまいと―

1997年、メキシコで珍しい肉食恐竜の化石が見つかった。殆ど炭化しているものの
遺伝子配列まで固定された皮膚の化石で、これにより発見された恐竜にはカメレオンのように
皮膚の色を変え、外敵から身を守る能力があったことが解った。ただ、体長30メートルの
肉食恐竜に一体どんな天敵がいたのかは定かではない。

信じようと、信じまいと―

87: 本当にあった怖い名無し 2008/06/10(火) 09:07:28
信じようと、信じまいと―

広島県と島根県の県境に、1m程度と短い「真っ黒なガードレール」が設置されている。
そこは特に事故が起こりやすい箇所でもなく、その色もあって見ればかなりの違和感を覚えるはずだ。
黒く塗られている理由は伝わっておらず、道路を管理している土木事務所も「そんなガードレールは知らない」という。
ただ、目撃されるたびにガードレールの位置が違っており、どうも山道をさまよっているらしい。

信じようと、信じまいと―

88: 本当にあった怖い名無し 2008/06/10(火) 09:08:27
信じようと、信じまいと―

人間や動物の幽霊の話はよく聞くが、時には生き物以外の幽霊話を耳にする事がある。
第2次大戦中に目撃された幽霊戦闘機(フー・ファイター)や、怪談でも登場する幽霊列車などがそれだ。
海にも「幽霊船」などがおり、山口県周防灘では「煙を吹く戦艦『陸奥』」の姿が昼夜を問わず度々目撃されている。
不思議なのは、それを目撃した人が証言するとき、まず「煙は緑色だった」と先に述べる事だ。

信じようと、信じまいと―

89: 本当にあった怖い名無し 2008/06/10(火) 09:09:15
信じようと、信じまいと―

1987年5月ごろ、鳥取県の海岸に無人の古いボートが漂着しているのが発見された。
脱北者が乗っていたボートだったらしいが、中に残されていた食料はすべて腐敗していた。
ボートからは手帳も発見されており、ハングル文字で「途中で遭難した」事が記されていたらしい。
日付は1980年になっておリ、最後のページには「天までそびえる巨大な灯台が見えた。助かった」とだけ書かれていたという。

信じようと、信じまいと―

92: 本当にあった怖い名無し 2008/06/11(水) 12:43:56
信じようと、信じまいと―

2006年5月、カリフォルニアで起こった連続婦女子殺人事件では容疑者が自分のHPを持っていた。
彼はそこに、犯行に到るまでの過程や心理を克明に記録していて当時は話題になったが、しかしその後、
奇妙な事実が判明する。その犯人は、”自分のHPを知らなかった”のだ。多重人格症として報じられ、
その事件は幕を下ろしたが、法廷に提出された精神鑑定の結果には、その事実は認められないと記されていた。

信じようと、信じまいと―

108: 本当にあった怖い名無し 2008/06/13(金) 09:10:55
信じようと、信じまいと―

アメリカ中西部のある町では、西部開拓時代に掘られた井戸が未だ現役で使われている。
20年程前に上水道を整備しようとした際には、町の住民による強硬な反対で白紙となった。
住民達の主張はこうである。「この井戸は聖別された物であり、住民の拠り所であるし、
井戸から汲んだ聖水によって、毎年数名が悪魔憑きから開放されているという実績がある」

信じようと、信じまいと―


109: 本当にあった怖い名無し 2008/06/13(金) 09:11:35
信じようと、信じまいと―

シエネの井戸の話を聞き、エラトステネスが地球の大きさを概算で出したのは有名な逸話だ。
しかし、彼が旅人から聞いた井戸についての逸話は他にもあった。例えばスーサの町である。
この町の中心にある井戸はスフィンクスが守っており、来る人に問いかけをするというのだ。
正しく答えた者には桶一杯の蜜を与え、答えられなかった者は桶一杯の血を奪われたという。

信じようと、信じまいと―




110: 本当にあった怖い名無し 2008/06/13(金) 09:12:26
信じようと、信じまいと―

後の世にして鎌倉時代と呼ばれる動乱の時期、出雲の国多伎村の井戸に一匹の鯉が放たれた。
数年後の神在月に入った頃、一人の老人が村を訪ねて喉の渇きを訴え、村人に水を求めた。
村人が快く水を与えると老人は水神となり、井戸の鯉を龍に変え大社へと飛び去ったという。
井戸は現在まで涸れずに残っているが、近年の調査でも元となる水脈は発見されなかった。

信じようと、信じまいと―

111: 本当にあった怖い名無し 2008/06/13(金) 09:13:40
信じようと、信じまいと―

ある村に住む新婚の嫁が、井戸での水仕事中に大切な結婚指輪を井戸に落としてしまった。
その所為で姑に苛められた嫁は、姑の好物である鮎を翌日の夕食に供し機嫌を取ろうとした。
姑はそれでも嫁を苛めたが、鮎を食べている途中で急に喉を詰まらせ窒息死してしまった。
姑の喉を詰まらせていたのは鮎の腸と、嫁が無くした真新しい結婚指輪であったという。

信じようと、信じまいと―

129: 本当にあった怖い名無し 2008/06/15(日) 09:35:15
信じようと、信じまいとー

ワシントンにあったガーティ橋は、とかく13につきまとわれた橋だった。いつの頃からか、
毎月13日に必ず事故が起こるようになり、死者もたびたび出た。そして完成から13年後に
ご丁寧に13人の通行者を巻き込んでガーティ橋は崩壊した。その日も13日だった。
崩れた橋梁の中からは、人柱にされた13人分の遺骨が発見された。

信じようと、信じまいとー


130: 本当にあった怖い名無し 2008/06/15(日) 10:39:26
信じようと、信じまいとー

北海道で、ある女性が左目の角膜移植手術を受けた。手術は成功したが、退院直後から彼女は妙な症状を
訴えるようになる。時々、誰かに見られているような…いや、まるで自分の内側を見透かされているような、
落ち着かない気分になるというのだ。それを聞いた友人は彼女に告げた。「自分では気付いてないかも
知れないけど、あなた最近よく左目だけ白目剥いてるわよ」彼女の内側を睨んでいたのは、自身の左目だった。

信じようと、信じまいとー

131: 本当にあった怖い名無し 2008/06/15(日) 10:40:29
信じようと、信じまいとー

栃木県のある中学校で、タイムカプセルを掘り出すために当時の卒業生が集まった。みな再会を懐かしんだが
十年前、卒業式にも来ずにそのまま失踪した男子生徒について言及する者はいなかった。そして掘り起こした
カプセルを開封した瞬間、悲鳴が上がった。中には明らかに人間の物と思われる白骨が入っていたのだ。
卒業生達は、かつての同級生の失踪の真相と、当時の彼の交際相手が今日欠席した理由を知った。

信じようと、信じまいとー

132: 本当にあった怖い名無し 2008/06/15(日) 10:41:48
信じようと、信じまいとー

ある冬の朝。デンマークの片田舎で身元不明の死体が発見された。
その太った老人は、検死の結果数百メートル以上の高さから「墜落死」していることが判明した。
死体は周りに高い建物など何一つない村の広場の真ん中で見つかったというのに。
1996年、12月25日のことである。

信じようと、信じまいとー

133: 本当にあった怖い名無し 2008/06/15(日) 10:42:35
信じようと、信じまいとー

イギリスの昆虫学者ピーター・マイルストンは、ある日樹海へフィールドワークに出かけ、そのまま失踪した。
彼のテントから見つかった日記によると、彼はまず両手ほどの大きさのアリを発見し、その翌日にはレトリバー犬
くらいの大きさのカブトムシを見たという。「テントがどんどん広くなっていく」などと意味不明な言葉も残されていて、
誰もが彼は錯乱して樹海で遭難したと思い、日記の文字がだんだん小さくなっているのを気にとめた者はいなかった。

信じようと、信じまいとー

141: 本当にあった怖い名無し 2008/06/15(日) 22:54:05
信じようと、信じまいと―

自殺の名所として知られる富士の樹海こと青木ヶ原樹海にて一人の男性の首吊り死体が発見された。
遺体の第一発見者の証言によると、彼は故人が書いていたと見られるブログの読者で、
タイトルの頭文字を順に読んでいくとこの場所で首を吊って死ぬと読めたのだとのこと。
警察関係者が実際に確認したところ、その日投稿されていた最新の記事を除けば確かに読めたという。

信じようと、信じまいと―

153: 本当にあった怖い名無し 2008/06/20(金) 13:24:35
信じようと、信じまいと―

ルーマニアのある古城を手に入れた男は、毎日城の隅々まで巡回するのが日課となっていた。
ある日、たまたま夜に日課の巡回をする事になった。男は角灯を持って城内を巡っていたが、
男と黒い外套を着た何者かが一緒に居るのを召使が見たのを最後に、男は行方不明となった。
それ以来、この城では新月の夜に男の罵声と誰かの笑い声が小さく響くようになったという。

信じようと、信じまいと―

154: 本当にあった怖い名無し 2008/06/20(金) 13:25:10
信じようと、信じまいと―

一機の軽飛行機が、マリのバマコへ向う為にアルジェリア南部の砂漠地帯を縦断していた。
しかし目的地の700km手前で突如音信不通となり、軽飛行機は行方不明となってしまった。
捜索隊によって発見された機体には傷一つ無かったが、パイロットは既に死亡していた。
さらに奇妙なのは、機体の外で発見されたパイロットの死因が何故か凍死だった事である。

信じようと、信じまいと―

156: 本当にあった怖い名無し 2008/06/20(金) 13:26:53
信じようと、信じまいと―

ドイツ西部のある町で、サーカスの興行が行われていた。一番の見世物は犬の綱渡りである。
クラウンの「さあ皆さん応援の拍手をどうぞ」という合図と共に犬は綱を渡り始めたのだが、
半分ほど渡った所でそれ以上進まなくなってしまった。観客達が何事かと見守っていると、
犬は突然横を向き、何も無い筈の空中を登って行ったかと思うと、そのまま消えてしまった。

信じようと、信じまいと―

170: 本当にあった怖い名無し 2008/06/27(金) 19:57:47
信じようと、信じまいと―

タワーパーキングで車を預けた男が、1時間程の買い物を終え車を取りに戻ってきた。
しかし、男が預けた番号から出てきた車の運転席には男に瓜二つな何者かが乗っており、
男らの制止を振り切って逃走してしまった。数日後、車は男の自宅で発見されたのだが、
これと同時期に男は音信不通となり、未だに行方不明者として捜索が続けられている。

信じようと、信じまいと―

173: 本当にあった怖い名無し 2008/06/27(金) 19:59:36
信じようと、信じまいと―

ある男が、殺人容疑で逮捕された。自宅のバスタブで知人の女性を溺死させたというのだ。
さらに男の自宅では牛刀や斧も見つかっており、殺害後に解体しようとした疑いも出た。
偶々遊びに来た友人が遺体を発見した事から事件が発覚したのだが、男は警察の追及に対し
「養殖物ばかりは飽きたので、天然物が欲しくなった」と意味不明の供述をしたという。

信じようと、信じまいと―

174: 本当にあった怖い名無し 2008/06/27(金) 20:00:19
信じようと、信じまいと―

あるスーパーの鮮魚コーナーで、販売促進の為に鮪の解体ショーが行われる事となった。
午前11時から始まった解体ショーは順調に進んでいたが、突然観客の一人が悲鳴を上げた。
最初に落として脇に除けておいた鮪の頭が、近くに並んでいた鰯に噛み付いていたのだ。
驚いた調理人が包丁で叩くと動きを止めたが、結局鮪は一切れも売れなかったという。

信じようと、信じまいと―

207: 本当にあった怖い名無し 2008/07/13(日) 11:02:37
信じようと、信じまいと―

2006年、ウェールズの海岸で砂に埋もれていたP-38ライトニング戦闘機が発見され、
照合の結果、1942年に行方不明となっていたアメリカ空軍機であることが判明した。
ただ奇妙なのは、当該機が消息を絶ったのは発見現場から遠く離れたサハラ砂漠の真ん中で
あったことと、収容された遺体が眼球が残っているほどに瑞々しかったことである。

信じようと、信じまいと―

210: 本当にあった怖い名無し 2008/07/13(日) 11:06:28
信じようと、信じまいと―

富士急ハイランドにある世界最大のお化け屋敷、「戦慄迷宮」は、安全管理上の都合から一人での
入場が出来ない。広大な敷地故に迷子も多いらしく良心的な判断であるが、それでも一日の
「入った人」と「出て行った人」の数が合わない日があるらしい。明らかに「出て行く人」が
増えているというのだ。一体何が出て行っているのだろうか。

信じようと、信じまいと―



転載元:http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/occult/1212114318/