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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:05:02.20 ID:0LQBA5Ih0

出来上がったばかりの時計を見続けていた。秒針が回るのをひたすら眺めていたのだ。
一を通り過ぎて二へ、二を通って三へ……そうしているうちに針はまた一へと差し掛かる。

エヌ氏は思った。同じところをただひたすら回り続けているこの時計というものが
時間を現しているのならば、本当は何一つ時間が進んでいないのではないか?
ひと月して、エヌ氏はさらに日付用の針を足して組み上げた。

しかしさらにひと月を経て針は一周してしまった。
またひと月かけて月別用の針を足して組み上げた。
しかし一年経てば針は元の場所へ戻ってしまう。
エヌ氏は悩んだ。

ここまで書いて力尽きた

 

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:06:27.69 ID:+fLKMCjF0
安価で作れ

 

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:08:45.10 ID:C0azOr4A0
>>1の続き

エヌ氏は針を取ってみた
彼を悩ませ続けた針はもう回る事はない

エヌ氏はデジタル時計を購入した

 

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:14:41.42 ID:0LQBA5Ih0
>>8みたいな終わらせ方いいな
おまえらもぜひ書いてくれ

 

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:12:02.79 ID:uS6ea8G60

奴隷

華子の住む家は、地元でも有名な金持ちの家だった。
彼女は八才だが、その年で奴隷を従えているのだ。
奴隷は華子にとって、いなくてはならない存在だった。
彼女が何も命令せずとも、奴隷は勝手に彼女の為に働き続けるのだ。

料理を作り、毎日彼女の身の回りを掃除する。
華子はそんな奴隷を従えていることを、心底都合良く感じていた。
ある日、華子は友達に会いに行った。もちろん、華子の友達はそんな金持ちの娘などでは無い。
それどころか、華子とは対象的な、至極貧乏な生活を送っていた。

彼は、会うと突然こんなことを言った。
「なぁ、さっき良い物見つけたんだ。」
「何?良い物って。」
「これだよ。」
そして彼が見せた者は、薄汚れた缶詰だった。
「ふざけないでよ。」
それを見ると、華子は怒って帰ってしまった。華子にとっては、そんなもの、ゴミでしかないのだ。
家に帰ると奴隷が待っていた。
奴隷はいかにも心配していたようだ。
華子の姿を見ると、思いっきり彼女に泣き付いた。

その時、家の前を通りかかった近所の人間が、こんなことを話していた。
「また泣き付いてるみたいね、あの家の主人。」
「猫の華子ちゃんだっけ?溺愛してるみたいね。」
「全く、あれじゃあまるで、猫の奴隷じゃない。」

 

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:16:24.71 ID:0LQBA5Ih0
>>10
面白い

 

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:07:33.70 ID:G92AY4GA0
>>10
評価する

 

196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:36:40.76 ID:090cIMBi0
>>10
凄く面白いんだけど

>「猫の華子ちゃんだっけ?溺愛してるみたいね。」
ここだけ説明過多な感がある

華子が猫だってことをストレートに説明するんじゃなく、行間に仄めかす感じにできれば
意味怖的な要素がプラスされて完璧

 

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:42:43.32 ID:r1Fu8uqL0
>>196
確かにその一文無くすとよりスッキリする

 

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:41:13.47 ID:B3RBsY820
>>10
絶賛されてるから読んだけどこれも星新一のネコに似てるな
完全なオリジナルなんて作れねえのかなあ……
庵野秀明の言ってたことは正しかったんだ

 

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:38:27.58 ID:0LQBA5Ih0

赤ん坊は泣いていた。
生まれたばかりの赤ん坊はとにかく泣きまくる。
医学的には、酸素を初めて自己供給するためらしいが、看護士であるエス氏はこう言った。
それは定められた目的もなく生まれて怖くてたまらないから泣くんだと。
エヌ氏は思った。私はいつから泣かなくなっただろうか。
ひたすら泣き続ける赤ん坊をエヌ氏は見つめていた。

 

25: 昨日書いてあきらめたやつ:2011/10/08(土) 14:27:23.60 ID:me4H88ux0
ある朝、エヌ氏が目を覚ますと、どうしようもなく腹が空いていることに気づいた。
食卓の上のパンを齧り、コーヒーを飲んだ。しかし空腹はおさまらない。
冷蔵庫のハムを切り、サラダを作って食べた。しかしまだまだ足りない。
エヌ氏は家にある食べ物を全て食べてしまった。それでも腹は満たされなかった。
「ちくしょう、給料日前だった」
食べ物を買う金がないことに気付き途方に暮れた。するとそこに電話がかかってきた。

続きとオチ誰か頼んだ

 

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:31:07.23 ID:C0azOr4A0
>>25  ほい


「やあ、紹介してやった警備員のアルバイト、
具合はどうだい?一応確かめておくけど、社長宅の物を
勝手に飲み食いして無いだろうな?君はあくまで弁当持参の警備員なんだから」

玄関でリムジンが止まる音がした

 

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:40:44.83 ID:0LQBA5Ih0
>>28
いい発想だわwwwwww

展開とオチつけるのって難しい

 

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 14:55:19.41 ID:WshbUglp0
お題だしてくれたら頑張ってオチつける

お題って>>25みたいな題文章ね

 

38: これも昨日のやつ:2011/10/08(土) 14:57:28.04 ID:me4H88ux0
>>35
わかった そのかわり文章で続けるようにして書いてくれ

エヌ氏はアパートの隣人が気になっていた。
引っ越してきて一年になるのにいまだに顔を見たことがない。
あるとき壁越しに声が聞こえ、若い女性であることを知った。
それからというものどうしても隣人の顔を見てみたいと思うようになっていた。

「いまさら引越しの挨拶もなかろう。どうにか顔を見ることはできないだろうか」
エヌ氏は考え続けたが、ついによい方法を思いつくことはできなかった。

そんなある日、再び壁越しに隣人の声が聞こえてきた。
かわいらしい声で電話をしているようだ。エヌ氏は耳をそばだてた。
「もしもし、○○アパートの○号室ですけど、出前をお願いします……」

エヌ氏は、出前がやってきたときにどうにか拝めないだろうかと考えた。
しかし覗く格好になってしまっては具合が悪い。
しかしドアが開かれることは確かだ。エヌ氏は考え続けた。

 

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:01:51.53 ID:WshbUglp0
>>38
出前先はエヌ氏もよく頼むピザ屋だった
エヌ氏は考えた
望遠鏡は?だめだ覗きじゃないか
ドアを少し開けて?気づかれる

一週間後
エヌ氏は出前先のピザ屋に向かった
履歴書を握りしめて

 

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:06:09.76 ID:me4H88ux0
>>40
いいね ひとそれぞれ違った発想が見れておもしろいな

 

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:01:17.29 ID:0LQBA5Ih0

エヌ氏は目を覚ました。気持ちのいい朝だった。
長い間苦痛を強いられた義手とも今日でお別れだ。
人体クローン技術が完成した現代では、その培養によって医学的な進歩がめざましい。
なくした腕の再生、接合が可能となったので
大枚をはたいて件の医療施設までやって来たのだ。
 
それにしても病室が妙に静かだ。
昨日はあれだけ人が居たのに、起きたら私しかいないではないか。
不思議に思っていると、ドアのノック音が響いた。
入ってきたのはエヌ氏。私に一言こう告げた。
「待っていたよ」と。

 

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:07:25.75 ID:WshbUglp0
>>39
私はエヌ氏とともにセルフ手術室へはいり、彼を殺害した
その後手術室から出た私は受け付けに軽く声をかける
「やはり自分のクローンの臓器は馴染むね、拒絶反応の心配はなさそうだ」

 

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:09:53.79 ID:0LQBA5Ih0
>>44
入れ替わりオチいいなwwwww

 

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:12:57.99 ID:0LQBA5Ih0
>>44で終わらせるのもアリだと思った

 

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:14:16.34 ID:WshbUglp0
>>50
お題かと思って勝手にオチつけちゃった
すいません

お題文章がないと何も思い浮かばない病気に掛かりました

 

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:20:24.47 ID:0LQBA5Ih0
>>55
子供とかどうよ

 

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:24:55.36 ID:WshbUglp0
>>56

まただ
また私をあの2人組が監視している

私は床に布団を敷いただけの牢屋に監禁されているのだ

幸い天井はないが、高すぎて登れない
私は稀に、2人組の手によって牢から出される

しかし、やはりというべきか監視がついている

ある日の事だ
私は立ち上がりオリに手を掛けた
すこしずつ登り、また降りて行く
しかし、またも私は奴に捕まった
声が響く

「まあ、赤ちゃんたら。サークルからでちゃダメでしょう?」

 

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:29:21.10 ID:me4H88ux0
>>61
こういうの叙述トリックというのだろうか いいね

 

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:12:21.09 ID:nLSTRsiM0

エヌ氏はひたすらに考え込んでいる。
隣に住む女性は何という名だろう?
自分と同じくらいの年齢の女性ということは分かっている。
ただし裏を返せば、それしかエヌ氏は知らないのだ。

そんな人に、エヌ氏は恋をしていた。
こんな老いぼれが、今更恋をするだなんて。
ましてや名も知らぬ女性に。

きっと想いを伝えたところで嫌がられるに決まっている。
それでも、エヌ氏は恋心を捨てられなかった。

そしてエヌ氏の妻は、彼が認知症となり自分の名さえ忘れても、変わらず彼の隣の部屋で、
いつものように洗濯物を畳んでいる。

 

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:13:31.94 ID:WshbUglp0
>>48
こういうの好きだ

 

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:15:08.48 ID:0LQBA5Ih0
>>48
切ないじゃんいいじゃん
読んだ後の浮遊感がいいな

 

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:29:13.12 ID://gr8hVW0
>>48
っぽい!星新一っぽいぞ!!

 

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:24:35.20 ID:g9JOqQiz0

腹が減った。
この海を彷徨い続け、最後に食事をしたのはいつだったか。
どこかで食糧を調達しなければ。私は必死に食糧を探した。
空腹で困り果てたそのとき、目の前に美味しそうな食糧が見えた。

なんという幸運。私はそれを一口で平らげ、飲み込んだ。
直後、腹の奥で激痛が走った。
何かが体内から私の腹を突き刺した。

そして引っ張る。腹の奥の肉を口から引き出さんと言わんばかりに引っ張る。
やめろ。やめてくれ。
私はそのまま、ぐいぐいと引っ張られ続け、そして。

「おい、見ろ。中々の大物が釣れたぞ」

 

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:49:25.42 ID:0LQBA5Ih0
>>59
こういう風に他の生物からの視点でみれるの面白いよな

 

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:33:35.84 ID:nLSTRsiM0

ある男はこんな本を出版した。
「地球は宇宙人に乗っ取られる」
別の男はこんな事を主張し続け、やがて病院に入れられた。
 
「家にも会社にも宇宙人が入りこんでいるんだ!」
ある女は両親や友人にこう相談し、うまくいっていないのかと心配された。
「夫がいつの間にか宇宙人に変わっていたの!」
それぞれの周囲の人間は、どうして突然こんな事を言い出したのかと考えた。
今までずっとまともだったのに。

また、ある集団は会議でこんな事を話し合っていた。
「地球人の中に、気付き始めた者がいる。何らかの対策が必要だ」

 

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:36:38.00 ID:WshbUglp0
>>73
面白い

 

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:39:29.16 ID:KTo+3pXc0

ある朝、起床したエヌ氏がコーヒーでも飲もうと思いキッチンへ
向かうと、一人の女がいた
寂しげにコンロを見つめるその女は、どこか人間味がなかった
薄く透けていて、消え入りそうである

「君は誰だ」
エヌ氏が問う。すると女がこちらを向いた。美しい女だ
「はて、私は誰でしょう」
エヌ氏は混乱した。どういうことだろう

まさか自分の名前が分からないとでもいうのだろうか
「君はどうしてここにいる」
自分の名前も分からぬ女が、そんなことを知っているのだろうかと疑問に思いながら訊く
「あなたの世話をするためです」
「なんだ家政婦か。しかしそんなものを頼んだ覚えはない。帰れ」
「いいえ、家政婦ではありません」
「ではなんだ」
「死んだ人を天へ連れていくのです」
「死んだ人だと」
「ええ、あなたのことです」
エヌ氏は自分の身体を見てみた。女と同様、薄く透けている
「死んでいるのか」
「ええ」
エヌ氏は自分の指を舐めてみた。確かに、どこか人間味がなかった

 

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:44:08.27 ID:0LQBA5Ih0

私はいつここへ来たのだろう。
一本の木、二つのデカい花、ザクザクした原っぱ。私はここに見覚えがあった。
隣には女の子が座っていた。その子の名前が分からない。

だが自然と言葉が出て来て会話が弾んでいた。名前すら知らない人だからなのかもしれない。
表情はどこか淋しそうだった。私はその理由を聞いてみた。
「次の会話で私と世界が真っ白に消えてしまうの」

私はようやく気付き、答えた。また来ると。
世界が白く崩れた後、私は押入れにしまってあるスケッチブックを開いた。
名前、何てつけよう。

 

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:52:06.04 ID:STv7uwQf0

私はいま、悩んでいる
来たるべき時に備えて必死に考えている
ああ、もうすぐだ
もうすぐその時は来る

泣き声が聞こえた
女性の声が聞こえてくる
「可愛らしい男の子ですよ!」

すまない息子よ
名前、思いつかなかった

 

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:56:09.42 ID:3rQeMBJk0
>>89
俺を話のネタにすんな

 

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:56:27.76 ID:STv7uwQf0
>>94
すまん

 

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:58:43.87 ID:3rQeMBJk0
>>96
(´・ω・`) マジレスカナシス・・・

本当に名前が思い付かん

 

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:00:36.27 ID:0LQBA5Ih0
>>97
エヌ氏なんてどうだ?

 

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:00:50.24 ID:STv7uwQf0
>>97
新一とかどう?

 

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:54:41.85 ID:nLSTRsiM0

エヌ氏が目を開けるとそこは雲の上だった。
白い翼の、明らかに天使という格好の女が話しかけてくる。
「おはようございます。ここはあの世とあの世の間。死にかけの人の来るところです。
今から皆さんでペアを組んでもらい、残った一人がお亡くなりになります。他の方は戻れます」
皆さん、という言葉に辺りを見渡すと、確かに結構な人がいた。

40人だか50人だか……。兎に角多い。
「とは言いましても、本当にそうやって決まったのは昔の話で、今は単なる儀式ですけれどね。
実際はこの書類に残る一人の名前だって書いてあるんですよ。見せられませんけど」
天使の言葉はもうあまり耳に届いていなかった。

エヌ氏は気付いてしまったから。
シンプルな赤もしくは黒の洋服。もしくは王族の着るようなごてごてした服。
自分の服は、まるでピエロのようなものだった。
それはトランプを連想させた。

――ペアを組んでもらい、残った一人がお亡くなりに……

 

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:00:36.27 ID:0LQBA5Ih0
>>91
ちょっと考える話いいよな

 

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:20:16.50 ID:KTo+3pXc0

とある家。その家からは、毎日やたらと大きな音が響いている
ある日、その家に隣人がやってきた
「毎日毎日何をなさっているのですか。うるさくてとても眠れません」
「では耳栓を作ってあげましょう」
「そうですか。それはよかった」
隣人は安堵して帰っていった。

しかしいつまで経っても耳栓が届けられる様子はない
怒った隣人はもう一度、その家を訪ねた
「いつになったらできるのですか。もう待ちきれません」
「もう少しです。ところで、他に不快な点はありませんか」
「音の他にですか。いいえ、特には」
「そうですか。ではすぐに完成することでしょう」
隣人はまた期待して帰っていく。

それを見届けたエヌ氏は、リビングへと戻った
机の上にはいろいろなものが置かれてある
「これでやっと、人間が不快にならないグッズが完成した」
エヌ氏は笑いがこらえきれなくなった。

これらを身につければ、これからの人生は愉快になるだろう
エヌ氏は長い間、人が不快になるものの研究をしていたのだ。
それを全て取り除くグッズが、目の前にある。
「どれ、早速付けてみよう」
エヌ氏は目隠し、鼻栓、耳栓を身につけてみた

しかし段々、それらをつけていること自体が窮屈になってくる
「やれ、研究は失敗したようだ。これらはすべてあのうるさい隣人にやろう」
エヌ氏はそれらを隣人に渡した。

それ以降、隣人はエヌ氏のもとを訪ねなくなった。
「そう言えば最近、不快なことがないな」

なんかありそう。もしあったらすまん

 

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:22:30.69 ID:c8ad3g/D0
星新一の大叔父は森鴎外だってな

なんで星新一はエヌ氏とかエス氏って名前が多いんだっけ?

 

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:24:11.31 ID:3rQeMBJk0
>>115
登場人物の名前を考える時間があったら、その分ストーリーを練った方がよいから

 

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:32:22.26 ID:9t6tqs290

私は傍目にみてお世辞にも美男子とは言い難い
そんな私はロボットを作った
といっても人間とほぼ変わら無い

感情もあれば食事も排泄もする
妊娠までするというのだからもはや人造人間というべきか

私は彼女に私の好みをインプットした
その通りに彼女は成長していく

10年後、私は後悔した
研究は失敗だったようだ
まさか全ての成長パターンの行き着く先が古女房だとは

 

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:33:47.47 ID:B3RBsY820

「なんだこれは!こんなに美味しい物は始めて飲んだぞ!」
エル氏はコップを持ち上げ声を上げた。それを聞いたエム氏はニッコリとした。

「珍しい物でしてね。大変に価値のある物なんですが、
あなたにはお世話になっていますし、是非ともと思いまして……」
「飲食物はすべて自動で手に入れられるのになぜわざわざ家に呼ぶのだろうかと不思議だったが、
そういうことか。なにかまずい物でも出されたら文句を言ってやろうと思っていたが、
大満足だよ。それで、これはなんという物なんだね?」

目を輝かせながら聞くエル氏に、エム氏は満足気に答えた。
「ありがとうございます。それ、水、というんですよ。
大変からだにいい飲み物でして、正規のルートでは手に入れることは至難なのですが……」

 

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:36:25.75 ID:9t6tqs290
>>118
面白かった

 

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:38:32.96 ID:6feUIArR0

エヌ博士と助手はなんでも忘れさせることのできる装置をつくった、
世に発表すれば間違いなく世紀の大発明であろう、

しかし助手はこの名誉を自分が独占しようと考えエヌ博士に装置のことを忘れさせようとスイッチを押した
だが装置は暴走し爆発してしまった、

「はて、私たちはいったいなにをしていたんだったかな」

「たしかエヌ博士が昨晩電話で世紀の発明を思いついたとおっしゃられていたので手伝いに来たんです」

「そうだった、実はななんでも忘れることができる装置というのを思いついたんだ!」

「それはすごい!さっそく取り掛かりましょう!」

 

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:42:11.56 ID:me4H88ux0
>>121
無限ループか いいね

 

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:39:42.93 ID:nLSTRsiM0

ある夜のことだ。エヌ氏は道端で何かを売っている男に出会った。
「そこのお方。どうです、ちょっと見ていきませんか」
並べられたものはよくある呪いの道具らしく、いかにも怪しげ。

しかしエヌ氏は足を止め、しげしげと眺める。
実は先日、エヌ氏の同棲している恋人が何者かにレイプされたのだ。
乱れた服装でよろよろと帰ってきた彼女を問いただすと、何と真昼間から誰かに犯されたと知った。

彼女は相手の顔を見ている筈だったが、特徴の一つも言おうとはしなかった。
よほどショックだったのだろうと考え、彼女が拒否する為なかなか警察にも行けず。
そんな時にこの物売りと出会ったのだ。しかも商品は呪いの道具。
警察に言えないのなら、いっそ自分が呪い殺してしまえ。

エヌ氏は呪いを信じる人でも簡単に殺意を抱く人でもなかったが、事が事だった。
すっかり怒り狂っているエヌ氏に男は言う。
「この藁人形なんてどうでしょう?相手の髪の毛を入れて釘を打つだけの簡単仕様。
更には髪の毛が入手できない場合、釘だけでも呪うことは可能です。
……ただ、それだと精々が相手の身内までにしか呪いは届きませんが」
詳しく聞くと、血の繋がりの強い親か子に効果が出るという。

本人じゃなくとも、それならそれで、復讐にはなる。
家族は関係ないという思考はなかった。エヌ氏はそれを購入し、すぐに帰宅する。
話を聞いた彼女は途端に焦って止めようとしたが、エヌ氏は聞く耳を持たずに釘を打ちつけた。

すぐに心臓に激痛が走った。
朦朧とする意識の中、自分の両親に彼女を会わせた時の父親の顔が思い浮かんだ。

 

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:58:49.46 ID:me4H88ux0
>>122
こええええ

 

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 16:50:59.86 ID:QCh586Pg0

エヌ氏が買い物から帰ると、家の前に不審な男が居た。こちらには気づいていない。
様子を見ていると、玄関の鍵穴に針金のようなものを差し込もうとしていた。

「何をしている! 警察を呼ぶぞ!」
エヌ氏が怒鳴り声を上げて近づくと、男は慌てる様子もなく、丁寧に話し始める。
「失礼しました。ご不在のようでしたので。私こういう者です」
手渡された名刺には、空き巣対策商品販売部とある。
「先日、お手紙をお送りしたと思うのですが、本日は試供品をお届けに参りまして」
そういえば、そんな手紙を受け取った気もする。エヌ氏はまだ納得がいかなかったが、
相手があまりにも悪気がなさそうに話すので、拍子抜けしてしまった。

「まあ、立ち話もなんだし、中でお茶でも」
エヌ氏は男を応接室に招き入れることにした。
「この辺りは人通りも少なくてね、今日も防犯グッズを買って来たところなんだ」
エヌ氏は買い物袋を見せて、台所に向かう。
「どうぞ、お構いなくー。最近は防犯商品も色々開発されてますけれど……」
男は応接室で大声で話し続ける。
「空き巣の側の道具も増えて、いたちごっこの世界でして……」
男はスーツケースを開けて、試供品をテーブルに並べた。

「こちらが試供品になります」
エヌ氏が応接室に戻ると、色々な商品がテーブルに並んでいた。見たこともないものばかり。
「さすがは新商品のようだね。これはどうやって使うのかな」
エヌ氏がボーリングの玉のような物を指さすと、男は説明を始める。
「こちらはこちらに指を入れまして、どうぞ。ええ、両手の指を入れまして」
「おお。あれ、指が取れなくなったぞ。おいおい」
「大丈夫です。続いてこちらのロープで足などを縛りまして」
「ありゃ。動けなくなったぞ」

男はエヌ氏に猿ぐつわを噛ませると、悠々とお茶をすすりながら、部屋を物色した。
戸棚に名刺入れが見える。目がかすみ、体がしびれ始めた。
名刺には、テロ対策薬物開発部とあった。

 

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 17:04:32.35 ID:nLSTRsiM0

エヌ氏達一行は喜びを隠せなかった。
目の前に広がる牧場の運営が放棄されたのは随分と昔のこと。
広大な土地に多くの家畜を放ち、育てていたのは良かったが次第に経営は悪化していった。
あまりにも広大過ぎ、餌代も人件費も何もかもが馬鹿にならなかったのだ。

やがて牧場は放置された。その後も個人的に世話をしていた何人かも、他の仕事に時間を取られていく。
いつしか牧場の手入れをする者はいなくなった。誰もが、置き去りの家畜達は逃げたか死んだと思っていた。
ところが偶然に、いまだ家畜達は元気で牧場にいると判明した。

自分達で餌をとって暮らしていたのだ。
幸いにも、このところ黒字続きだ。もしかしたら、この牧場も改めて世話をしてやれるかもしれない。
エヌ氏達は笑いあって、今度こそはこの牧場を見捨ててはならないと誓う。
地球と名付けられたその牧場の上、エヌ氏達が乗る宇宙船の存在に家畜達が気付くのはもう少し後の話。

 

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 17:16:22.69 ID:me4H88ux0
>>131
地球全部が牧羊地か 壮大だ

 

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 17:45:05.18 ID:tvU6jbJ60

昔々、ある森の中の村に商人がやってきた。
見慣れぬ服を着たその商人は村長の家を訪れた。
「これはとてもすばらしい製品でございます。世界でも初めての測り器でしょう」
「何を測るというのだ?水を測るのならすでにうちには枡があるし、土にしたって…」
「いえ、そのようなものではございません。これは『時』というものを測る機械でございます」

「時を測るとは…どういうことじゃ」
「たとえばここではおおよその一日の予定を立てるのに太陽を見て決めるそうですね。
 しかしそれでは曇りの日などは不便でしょう。しかしこの機械は一日を正確に24等分した時間を知らせてくれます。
 これによっていつでもより厳格に予定を決める事ができるでしょう」
「それは面白い。買ってみよう」

こうしてこの村のいたるところにこの機械が付けられ、仕事などの予定は限りなく厳格に設定された。
すると驚いた事に村の収穫が少しずつ減ってきたのだ。村長は何故なのか尋ねてくるよう部下に命じた。

するとどうやら、村人は厳格に決められた仕事時間に頼りすぎるようになり、
これまでしていた労働時間外の畑の仕事や嵐への準備などを一切しなくなってしまったというのだ。
そこで村長は機械を全て壊すよう命じた。

しかしそれでも村の収穫は戻る事はなかった。村長がまたも尋ねさせると
村人は太陽を見て「大体この辺が仕事の終わりだったか」と、
本来よりも早く仕事を終えるようになってしまったという。
かくしてこの村は滅んでしまった。

商人はそれを聞いて言った。
「目にも見えぬ頭の中だけのものに操られ滅ぼされるとは、何とも愚かな奴らだ」

 

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:13:46.25 ID:r1Fu8uqL0
>>139
これどんでん返しは無いけどなかなかストレートで好きだ

 

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:03:52.93 ID:nLSTRsiM0

エヌ氏はもうすぐ六歳になる息子とテレビを見ている。
息子は自慢げに言う。
「僕、知ってるよ。あれって、エイゾウなんでしょ?
箱の中に人がいるんじゃないんだ」
それを聞いたエヌ氏は苦笑した。

「あそこにはね、小さな人間が入っているんだ」
「嘘だあ!」
信じようとしない息子に、まあ幼いのだから良いかともエヌ氏は思う。
余談だが、異星からやってきた小型の宇宙人を捕まえ
観賞用に箱に入れ始めたのは、十年ほど前からのことである。

 

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:08:09.25 ID:B3RBsY820
>>146
普通におもしれえwwww
宇宙人カワイソスwwww

 



150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:12:00.56 ID:C+JRa+cr0
話それるけどさ、皆は星新一さんの作品どれが一番好き?

僕は「街」

 

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:13:15.63 ID:me4H88ux0
ボッコちゃん

 

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:13:28.65 ID:r1Fu8uqL0
おーいでてこーい が好きだな

 

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:17:39.89 ID:tvU6jbJ60

ある日、エヌ氏はとてつもない発明をした。
その機械が発射する光線を物に浴びさせると内部の分子に特殊な力が発生し、
あらゆるものが裏返ってしまうのだ。

エヌ氏は喜び早速卵に光線を浴びさせてみた。
すると不思議なことに殻を割ること無くどろりと黄身と白身が現れたのだ。
すっかり舞い上がったエヌ氏は外に出てあらゆる物に光線をぶつけた。
肉まんは小麦粉の肉包みになった。

魚は包丁なしに開きになった。
車はベコベコと座席を露出させた。
ビルはボゴボゴと言い、中の社員が全員吹っ飛ばされた。
そして最後に、おおはしゃぎのエヌ氏は足元に光線を打ち出してみた。

数万年後ーー
地球は、モグラが支配していた。

 

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:36:07.49 ID:xEyEKW0C0
>>155
面白い

 

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:18:14.32 ID:KTo+3pXc0

犬も歩けば棒に当たる
エヌ氏はその言葉を実証してみたくなり、毎日犬を散歩することにした
彼はその犬を注意深く観察し、どういった経緯で、またどのような棒に当たるのかを検証した

数日後、エヌ氏は病院に運ばれた
犬の散歩中に電信柱に激突したそうである

 

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:19:52.83 ID:C+JRa+cr0
>>156
ワロタwww

 

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:31:43.23 ID:tvU6jbJ60

ある都市で、奇病が発生した。
手のひらや指が突如赤く腫れ始め、また激痛を伴うという新種の病である。
都市中の医者が集まって原因を議論したがこんな病は見たことがないため全く分からなかった。

そうしている間にも患者数は増える一方だ。
そこで市長は都市中の考古学者に都市中の古い文献を調べさせた。
その結果ようやくある文献にこの病と思われる記述があった。

どうやらこの病はかつて「ヤケド」と呼ばれた恐怖の病気で、
高熱に体の一部を晒すと激痛を伴う炎症を起こし
死に至ることもあるというものらしい。

さらに調査を進めると、この「ヤケド」を引き起こしているのはN社が最近発売した
世界初の急激な酸化を使用した加熱マシンのようであった。
患者の証言だと、皆マシンの酸化している部分に手をかざした瞬間痛みが走ったのだと言う。

これは明らかな企業の不良であるとして被害者はN社を起訴し、賠償金を得た。
またこのニュースが知れ渡ると国は国民の声に応じて
安全委員会を立ち上げ、急酸化加熱技術規制法を成立させた。

 

171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:42:40.95 ID:r1Fu8uqL0
>>162
未来モノで現代の病気とか持ってくるのいいよね、想像力膨らむ

 

172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:44:10.92 ID:KTo+3pXc0

砂漠の真っただ中。エヌ氏は三日もそこを彷徨っていた
いつの間にか空腹感も感じることはなくなっている
あるのはのどの渇きだけだった

段々、意識がもうろうとしてくる
すると前に一人の男が現れた
「水をくれないか」
ひりひりと痛むのどを我慢して、エヌ氏が訴えかける
「水はありませんが、包丁ならあります」
エヌ氏はそれを聞いて激怒した
「そんなもの飲めるはずないじゃないか」
「それはそうでしょう。ですが、水は飲めるようになります」
その男はエヌ氏を包丁で刺し殺した

エヌ氏が瞼を開けると、目の前には川があった
彼は一生懸命その川の水をすくって飲んだ
その川の名前は三途の川という

 

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:51:01.33 ID:r1Fu8uqL0
>>172
オチがちょい弱いけどこういうの好きだ

 

173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:44:24.85 ID:tvU6jbJ60

夜中の妻の小言をうるさく感じたエヌ氏は不眠で研究に取り組み、ある薬を発明した。
これは究極の睡眠薬で、一度飲むと太陽光を浴びるまでぐっすり眠り続け、
何があってもぴくりとも反応することはないというとてつもなく強力なものだった。
「やれやれ、これで眠りたいときにとっととぐっすり眠ってしまえるわい」
エヌ氏は喜んで薬を飲み込んだ。

エヌ氏は二度と起きることはなかった。
土の下で永遠に眠り続けるのだ…

 

174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:44:29.53 ID:3sRc0ZngO

テレビでキャスターががなりたてている。
--最近、詐欺が増えています!皆さんどうかご注意を--
そんなことなら安心だ。我が家にはコイツがあるんだ。

『決して詐欺に引っ掛からない方法』

なんせ一冊20万もしたんだ、効果のほどは覿面だろう。
さて、コイツをよく読んで勉強しないとな。詐欺には引っ掛かりたくないからな。

 

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:51:01.33 ID:r1Fu8uqL0
>>174
凄くわかり易いわwwwwジョークにありそうな感じ

 

180: 「17歳」:2011/10/08(土) 18:58:47.74 ID:dlkvK5oD0

「やりたいことは、見つかりましたか??」
テレビの画面から、17歳の私が語りかけてくる。
私はその声を聞きながら、やりたいことをイメージしてみるが、どうもうまくいかない。
日々ぼんやりと流れるままに過ごしている私には、少々酷な質問だ。

獣医さんになりたいと考えたことはあるが、それは単に動物が好きだからであって、
一生をその仕事に捧げる覚悟があるか、と問われると簡単には「はい」と言えない。
ぼんやりしていると、また17歳の私が問いかけてくる。
「もしかして、結婚してたりしますか??なんちゃって」

なにが「なんちゃって」だ。17歳の私にはユーモアのセンスがない、と私は残念に思った。
画面の中でニヤニヤしている17歳の私を、私は睨みつけてやった。
もちろんそんな目線を彼女が感じることはあり得ないのだが。
この質問に答えるまでもなく、私は結婚などしていない。
それがわかっているからこそ、少し腹立たしかった。

「隣の席のK君とは、どうですか??」
まただ。K君とは、大失敗したバレンタインのあの日から一言も喋ってない。
「どうせわかってるくせに……」
私のつぶやきは、画面の向こうには届かない。K君とうまくいく保証など最初からなかったのだ。
どうせ彼は隣のクラスのSちゃんといい仲だったじゃないか。自分でもわかっていたじゃないか。
「ふぅ……」
ついつい、ため息が出てしまう。

「この先のことはまだ分からないけど……」
17歳の私は少しはにかんで、次の言葉を探している。
「今日は元気です」
にっこりと、恥ずかしそうに、そう呟いた。

ビデオはそこで終わった。
今日は元気です、か。それが聞けただけでも、とりあえずは見た意味があるというものだろう。
それにしても便利な世の中になったものだ。未来からのビデオレターが発明される日が来るとは。
私は伸びをしてから、今日の分の宿題をランドセルから取り出し、机に向かうことにした。

 

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:05:46.85 ID:r1Fu8uqL0
>>180
面白い、どうも未来系の題材に弱いようだ

 

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 18:59:48.22 ID:C+JRa+cr0

エヌ氏は疲れ果てて居た
最近、短編物の企画の主人公はいつもエヌ氏に押し付けられるのだ
ある時は宇宙へいき、ある時は地下へ埋められた
彼はついに我慢できなくなり、役場へ向かう

彼は晴れてエヌ氏ではなくなった

彼は「あああああ」となったのである
あああああ氏はまだしらない
これから数多の世界を救わされることを

 

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:05:46.85 ID:r1Fu8uqL0
>>182
どう考えても「エヌ氏」の頃より忙しくなるなwwwwwww

 

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:19:34.27 ID:tvU6jbJ6

ある日、エヌ氏のもとに一人の男がやってきた。
聞けば男は芸人なのだがいつまで経っても人を笑わせることができず、
困ってエヌ氏のもとに来たのだという。

「よし、任せなさい、必ず君を世界一の芸人にしてあげよう」
そう言ったエヌ氏はその後研究室にこもり、
とうとう発明品が出来上がった。

それは気体化して人の神経に影響を及ぼす薬で、
これを掛けた物を見ると誰もが面白くて面白くて大笑いしてしまうという。
早速エヌ氏が薬を犬に掛けてみると、途端に
何故かは分からないがこの犬の目といい鼻といい全てが面白くて面白くてしょうがなくなった。

これに喜んだエヌ氏は早速薬を量産しようと部屋に戻った。
「おや、薬がこぼれている」

エヌ氏の遺体は自宅の研究室で発見された。
顔には何故か笑みを浮かべており、窒息死だったようだ。
彼の葬式は大爆笑の中行われた。

 

191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:23:36.67 ID:r1Fu8uqL0
>>188
最後の一文がすげーいいわwwwww

 

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:23:52.58 ID:me4H88ux0
>>188
これいい

 

197: 「この世には2種類の人間がいるという」:2011/10/08(土) 19:37:33.13 ID:dlkvK5oD0

この世には2種類の人間がいるという。なぜって、そりゃあ神様が決めたからさ。
神様は毎日人間を2種類に分ける仕事を繰り返している。
人間に限らず、生命を総じて分けることもある。
「勇敢な人間」と「そうではないもの」
「自尊心の高い人間」と「そうではないもの」
「人間」と「そうではないもの」そしていつも、「そうではないもの」の方が多いのだ。

神様は毎日毎日同じことの繰り返しで少々疲れていた。
ある日、神様のもとにやってきた天使が言った。
「神様、『臆病者』と『そうではないもの』に分けてみるというのはどうでしょうか」
「ふむ…そうすると、どうなる」
「そうすれば勇敢な人間が多くなり、世の中は活気づくでしょう」
神様は疲れていたが、のろりと頭を働かせてみるとそれはとてもいいアイデアのように思えた。
「では、そう分けてみるか」

「神様、『怠け者』と『そうではないもの』に分けてみるというのはどうでしょうか」
「ふむ…そうすると、どうなる」
「そうすれば働き者が増え、景気が良くなるでしょう」
「では、そう分けてみるか」

「神様、『破壊衝動の尋常でない者』と『そうではないもの』に分けてみるというのはどうでしょうか」
「ふむ…そうすると、どうなる」
「そうすれば平和主義者が増え、世の中は平和になるでしょう」
「では、そう分けてみるか」
神様は疲れていたので、どんどんその天使の言う通りに分けてみた。
なにしろ毎日続けているものだから、アイデアはなかなか出てこなくなっていたし、
他人のアイデアを取り入れてみるのも面白いと思ったからだ。

「神様、『酸素で生きる者』と『そうではないもの』に分けてみるというのはどうでしょうか」
「ふむ…そうすると、どうなる」
「そうすれば減りつつある貴重な酸素の使用量が減り、地球温暖化が緩まるでしょう」
「では、そう分けてみるか」

 

204: 「世界一怖いお化け屋敷」:2011/10/08(土) 19:44:54.77 ID:dlkvK5oD0

「さあさあ、ランドに来ておいて、このお化け屋敷に入らないって手はないよ!!」
お化け屋敷の前でゾンビらしき恰好をした男が声を張り上げている。
ゾンビの前には数人の客が面白そうに話を聞いているようだ。
僕は少し嫌がる彼女を引きずりながら、その前まで近付いていった。

「このお化け屋敷は世界で一番怖いって有名なのさ!!なぜかわかるかい??」
ゾンビは一番近いカップルに話しかけた。カップルはニコニコしながら答えた。
「ここは真っ暗だって聞いたよ」「そう!!その通り!!お化け屋敷の中には一切光がないんだ」
ゾンビはそう言って、ヒヒヒ、といやらしく笑った。

こうして見ると、このゾンビは明るいところにいるというのにとても不気味に見えた。
お化け屋敷の辺りは薄暗くなってはいるが、それでも少しアンバランスだ。
「もちろん懐中電灯を貸してあげてもいいが、有料でね。
それに、そんなものがない方が楽しめるってもんだ」

これを聞いて、カップルは仲良くお化け屋敷に入っていった。なかなか度胸があるようだ。
「さあ、このお化け屋敷の売りはそれだけじゃない。古今東西、様々な怖いものが集まってるのさ」
ゾンビは続けた。帰りかけたほかの客も、足を止めたようだ。
「ゾンビ、幽霊、ドラキュラ、フランケンの人造人間、殺人鬼、エイリアン、魔女…」
確かに古今東西だ。しかし、怖いもののごっちゃ煮は果たして怖いのだろうか。

「ゾンビに襲われればゾンビに、ドラキュラに襲われればドラキュラに、
エイリアンに寄生されればエイリアンになっちゃうから注意してね」
ひぃ!!という小さな悲鳴のあと、別のカップルがそそくさと離れていった。
「あと殺人鬼に襲われると幽霊になっちゃうねえ…」うーん、なかなか怖いじゃないか。

お化け屋敷前には僕らしか残っていない。
突然ゾンビが顔を近づけてきたので、彼女はびくっと体を引いた。
「お客さん……怖いもの好き??」
僕はそうだと答えた。ゾンビからは露骨に悪臭がした。匂いにまでこだわるなんて、やるじゃないか。
 
「でも彼女の方は怖がってるね」そう言ってゾンビはニヤニヤしている。
「どうしても無理だっていうんなら、無理して入らなくてもいいんですよ。
どうせ今日はたくさんお客さんが入ってくれたしね」

そのとき彼女が消え入りそうな声で、ゾンビに尋ねた。
「あ、あの……出口はどこに……」
するとゾンビは愉快そうに答えた。

「ありませんよ、もちろん。だから人件費がなくてもやっていけるんです、ここは」
僕らは慌ててお化け屋敷を離れた。

 

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:45:09.70 ID:AdlHENOo0

あるとき、世界中で新種の病気が大流行した
その病気に感染した人は野菜や動物の声が聞こえてしまうのだ
また、発症後数日で彼らは行方不明になっている。というのもこの病気の大きな特徴だった

ある日エヌ氏はこの病気に感染した
自宅でカレーを作るためにニンジンの皮をむこうとすると
「痛い、痛い、皮をはがさないでくれ」
という声が
魚をあげようとすると
「熱い、熱い、やめてくれ」
という声が嫌でも聞こえてくる
エヌ氏はたくさんの声に悩まされ、食事をとらなくなった
そして彼は姿を消した

ある朝、エヌ氏は目が覚めると自分の体が大きく変化していることに気付いた
とたんにエヌ氏は恐ろしくなった

彼の体は玉ねぎに変わっていた

 

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:52:29.42 ID:r1Fu8uqL0
>>205
いいね、最後の一文で理解できるやつ好きだ

 

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:45:45.75 ID:6HbbIbcn0

ある男は、「明日が今日よりよい日でありますように」と祈ってから寝る。

またある男は、「明日が今日より悪い日でありませんように」と祈ってから寝る。

この二人は幸せも不幸も感じずに死ぬのだろう。
私は呆れて寝た。

 

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:52:29.42 ID:r1Fu8uqL0
>>206
哲学的だな

 

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:46:57.54 ID:nLSTRsiM0

新人の神様は汗だくで奔走している。
実は昨日まで天使として働いていたのだが、急に神にまで昇進したのだ。
いぶかしんだがすぐに理由は分かった。

兎に角前の神は誰かと交代したかったのだ。
誰でも良かった、ただこの全人類を助けるという激務を代わってくれたら。
それでも、神様はこうなって良かったと思っていた。
もともと人の為に何かをすることは好きだったのだ。

天使もサポートしてくれるし、忙しい分救われた人は笑顔を浮かべ喜んでくれる。
今も死にそうな人を本人と家族の願いにより助けたところだ。
まさに天職だ。そう思っていたところへ苦情が来た。

今助けた人物についてだった。
あいつはうちのライバル会社の社長だ、何故助けた!今からでも殺せ、神なら願いを叶えてくれ!
その後も誰かを助けると別の誰かから苦情が来るということが続き、神様は次の神を探し始めた。

 

210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:54:55.42 ID:JqrrmovI0

ある革命家の男が死んだ。
男は天界へ来るなり言った。
「何だこの格差社会は!天国が富を独占し、地獄に富が行っていない…革命が必要だ」
そして男は神が地上界の見回りに行っている隙を狙って本部を襲撃し、天界を乗っとってしまったのだ。

早速男は天の資産を平等に分配するよう指示し、天国の住人たちに労働を命じた。
また地獄との間に壁を設け、地獄へ逃げようとする者は容赦なく殺していった。

ある夜、ある男の枕元に神が降り立った。
その男が「神よ、何故ここにいらしたのか」と聞くと、神は答えた。
「なに、地上界に亡命してきただけじゃ」

 

214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:00:16.96 ID:r1Fu8uqL0
>>210
フランクな神様だなwwwwww

 

215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:01:03.91 ID:nLSTRsiM0

エヌ博士は数年の研究の末、脳細胞を増加させ知能を高める為の薬を完成させた。
成功だという自信があった為、自ら実験体となることを選んだ。
果たしてそれは成功した。その成果は予想を大幅に超えていた。
薬の効果により、急成長した脳はどんどん肥大していった。

ただし頭蓋骨の大きさは変わらなかった。

 

218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:08:13.28 ID:AdlHENOo0
>>215
星新一の話ってこういう骨折り損のくたびれ儲けが多いと思う
後のことを考えると結構悲惨なのもそれっぽいしすごくいいと思う

 

219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:11:26.25 ID:JqrrmovI0

妊娠してもう10ヵ月、先生には間もなく産まれるだろうと言われた。男の子と言われ妻も喜んでいる。
しかし、まだ子供の名前が決まっていないのが困り者だ。
シンプルな名前、たとえば一郎はどうだ。

いや、これ以上子を生む予定は今のところ無いし、ありきたり過ぎる。
一浪とも読めるし不吉ではないか。
あるいは歴史上の英雄から取って信長、秀吉などはどうだ。

いや、これも不吉だ。二人とももう死んでいるのだから、そんな名前をつけられない。
ではお伽噺の主人公はどうだ?シンプルで、かつ力強く…
そうだ、桃太郎だ。しかしそのまま桃太郎などとすれば笑われそうだし、
何より俺の息子は桃などから生まれない。
よし、それなら…

股太郎が産まれたのはその二日後だった。

 

221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:14:50.52 ID:r1Fu8uqL0
>>219
やめろwwwwなんかキバヤシネタ思い出したわwwwww

 

224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:23:26.05 ID:6feUIArR0

ある男が神に祈った
 
「神様!どうかこの世から悪の根源を消してください、」

  
その後神は消えた

 

340: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:30:49.61 ID:3rQeMBJk0
>>224
すばらしいw

 

230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:32:12.84 ID:nF/cczfy0
一つのお題を皆で書いて見るのは?

 

232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:33:31.25 ID:B3RBsY820
>>230
やってみるか
お題どうするよ?

 

234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:34:46.39 ID:nF/cczfy0
>>232
星さんの著書ノックの音みたいに同じ書き出しとかどうかな

そのまま
「ノックの音がした」から書き始める
とか

 

236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:37:23.07 ID:B3RBsY820
>>234
縛りそれだけ?

 

237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:38:37.33 ID:nF/cczfy0
>>236
最初は簡単なのでいいとおもいます
徐々に「書き出しはこれ、締めはこれ」みたいに難しくしていけば

 

238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:40:14.82 ID:B3RBsY820
>>237
よし!じゃあ始めよか

 

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:49:45.05 ID:nLSTRsiM0

ノックの音がした。
エヌ氏はすぐに玄関に向かいかけ、気付いた。
音は玄関からしているのではない。
どうも家の中からしている。しかしエヌ氏は一人暮らしだ。

まさか泥棒か?いや、それなら何故ノックを?
そして気付く。最近買った絵の方から音が鳴っている。
妙に惹かれて買ってしまった絵。その向こうは壁だ。
絵には扉が描かれている。

まさか。そう思いつつも絵を見つめていると、
やがてぎいっと音を立て扉が開いた。

気付くとエヌ氏は殺風景な部屋の中にいた。
目の前には扉がある。
何故だろうか。それは出口というより入口に思えた。
ノックをしてみる。返事はない。
ゆっくり扉を開けると、驚き卒倒する自分の姿が見えた。

 

261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:21:47.35 ID:me4H88ux0
>>243
これいいなあ

 

255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:08:35.27 ID:uS6ea8G60

ノックの音がした。
とても強い音が鳴っている。隣の部屋からだろう。
しかし私は、その音を無視した。いつものことだ。
私はある罪を犯し、今はこの監獄の館にいる。

部屋から出してくれと嘆く人間達のノックは、毎日この館中に響いているのだ。
しかし私は、彼らよりは極めて冷静だった。
彼らのような恐怖は一切感じない。

彼らのように失うものも何もない。
むしろ、私は彼らの悲鳴を楽しんでいる。この狭い部屋の中で。
彼らの必死の叫びが、私には滑稽に思えた。何をそんなに恐れているのか。

そんなにこの家族達のことを思っているのか。

私はモニター越しに彼らを見ている。家族離ればなれで監禁され、互いを思い嘆く彼らを。
私はこの館の番人。監禁罪というのは勿論承知しているが、
人間を絶望に突き落とすのがやめられないのだ。

ノックの音は止んだ。
とうとう力尽きてしまったのだろうか。

 

264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:28:41.94 ID:nXN/coSp0
ノックの音がした
扉が開き、男性が入ってきて言った

「次のお題は>>265に決めてもらいましょう」

 

265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:30:32.56 ID:B3RBsY820
推理

 

267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:37:47.74 ID:JqrrmovI0

探偵は疲れた体を癒すため、助手と温泉旅行に来ていた。
「きゃああああ!」
悲鳴に驚いて急いで湯を上がると、待っていたのは死体だった。

「今この旅館にいるのは僕と助手を除いて5人…
 犯人はこの中にいる!」
死体は個室のトイレに転がっていた。

しかし直前までこんな死体は無かったと同じ個室の全員が証言している。
「どういうことだ…」
間もなく警察が到着した。

「じゃあ皆さんはロビーにいてくださいね」
「えっ」
警官が死体を動かすと、血のダイイングメッセージが現れた。

「犯人 は 田中 」

犯人は逮捕された。
現実はこんなものだ。俺はまた日常に戻った。

 

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:38:56.06 ID:B3RBsY820
>>267
クソワロタwwww

 

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:52:46.85 ID:6feUIArR0

エヌ氏は息子がなかなか学校からかえってこないと心配していた、
そして暗くなったころ息子は泣きながら帰ってきた、

「いったいどうしたんだ!だれかにいじめられたのか?」

「クラスで給食費が盗まれて先生が僕が犯人だろうってなかなか返してくれなかったんだ、」

エヌ氏は激怒し学校に苦情の電話を入れた、

「おいなぜ息子を疑ったんだ、」
すると担任は
「給食費がなくなったときたまたま教室にいたのは息子さんと私だけだったんですよ」

エヌ氏は息子が嘘をついてるのかと思いもう一度確認してみた、すると

「僕の給食費が盗まれたんだよ!」

 

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:54:55.95 ID:nF/cczfy0
>>275
教師www

 

283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:09:17.62 ID:B3RBsY820
ごめん、俺のお題が悪かった
適当に言ったらああなってしまったんだ。ごめんなさい

 

287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:19:29.42 ID:JqrrmovI0
じゃあ次のお題の安価出していいんじゃないか

 

288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:19:54.98 ID:nF/cczfy0
じゃあ勝手ながら次のお題は
>>290

 

290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:22:07.10 ID:lR8jUSWq0
ksk

 

293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:23:52.01 ID:t3nkAX010
>>290
さらに難題になったなw

 

294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:30:40.15 ID:90DMe7zp0
感想レスがおよそつかなくなったからそりゃ過疎るわ
礼賛・批判問わず一言くれたっていいじゃない

 

296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:32:05.17 ID:B3RBsY820
>>294
そうだそうだ!

 

299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:35:02.42 ID:nF/cczfy0
じゃあ今から自分が書いたら他の人の批評もしましょうか

 

300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:38:21.99 ID:B3RBsY820
>>299
おk!書かない人が増えそうだぜ!

 

302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:39:38.97 ID:nF/cczfy0

エヌ氏は機械に乗っていた
機械はだんだんと加速し、他の乗客が悲鳴をあげる
逃げようにも体は拘束されているのだ
もはやなす術はない

エヌ氏は呟いた

「これがジェットコースター・・・」

 

322: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:00:56.04 ID:me4H88ux0
>>302がシュールで好きだwwwww

 

307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:43:56.99 ID:6feUIArR0

エヌ博士はついに加速装置を開発した、
さっそく使ってみると飛んでいる虫や走っている車がとても遅く感じる、
実験は成功した、だが加速をとめる機能を付けていなかったため

エヌ博士は兆速のスピードの世界で一人ぼっちになってしまった、
このまま死ぬまで孤独に耐えなければならないのか、

しかし数日後エヌ博士はのんきに散歩にでかけ出会った人に挨拶をし、海につりに行ったりしていた
そしてこの話をスナックでたまたま会った青年に言った、

すると青年は
「うそをつかないでくださいよ、現に僕はあなたが見えてますし、
ふつうにこうして会話できているじゃないですか。」

するとエヌ博士は笑みを浮かべながら
「簡単ですよ、世界のあらゆる物にも加速装置をつけたんです」

 

310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:51:51.95 ID:nF/cczfy0
>>307
博士SUGEEEEE!

 

309: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:51:41.78 ID:me4H88ux0
加速むずいな 誰ももう書いてなきゃ次のお題いこうぜwwwww

 

316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:57:18.53 ID:nXN/coSp0

ある小学校の理科の時間で、物体の落下の授業が行われた。
教師「ものを落とすと、徐々に加速してます。
ホラ、床のすぐ上のところを見ていてください。

こうやって膝の高さから落としたときと・・・
肩の高さから落としたとき、スピードが違いますね。
これが加速です。
みんなも、自分の家の窓から落としたときにどれくらい加速して落ちていくか見てみましょう」

次の日、お年寄りがなくなったニュースが新聞に載り、その教師は辞職した。

彼女がその前に赴任していた地方では49階建てのマンションなどなかったのだ。

 

319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:59:26.18 ID:nF/cczfy0
>>316
それ以前にお年寄りを落とすなよww

 

320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:00:44.67 ID:nXN/coSp0
>>319
そんな面白いことは思いつかなかったわwww
高いところからものを落として頭に当たったってイメージだけだったんだがなw

 

324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:01:54.72 ID:nF/cczfy0
>>320
うっわ俺恥ずかしい

 

325: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:03:58.31 ID:nLSTRsiM0
>>324
大丈夫だ俺も同じ発想したから

 

317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:58:50.22 ID:JqrrmovI0
タイムスリップ

 

318: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:59:03.53 ID:VhNe4kQzO
ふむふむ
短くてオチのある話を書けばいいのね

やわらかくまるくふくらんだ二つのそれを揉みながら男はつぶやく
「ああっ…まるで妹の乳を揉んでるみたいだ」
それを部屋にはいってきた妹が遮る
「お兄ちゃんなに裸で自分の尻揉んでるのよ!」

 

321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:00:47.31 ID:nF/cczfy0
>>318
筋がいい
タイムスリップで一本お願いします

 

329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:13:05.74 ID:nLSTRsiM0

エヌ君はタイムスリップ装置に身を任せ、少し遠くの未来を見に行く。
それというのももうすぐ高校受験があるのだ。
滑り止めではあり、受かる自信はあるのだが、志望していた方の高校受験はかなりの難度だった。

受かっているとは思えない。万一滑り止めの方も落ちてしまったら。
不安になり、受験発表で喜ぶ自分の姿を見に行こうと思ったのだ。
けれど、未来で見た姿は番号がないと落ち込む自分。

現在に戻ってきても、受かる筈のない受験にやる気の出る筈はない。
ろくに書かない答案と、ぼそぼそと話す面接。
当然不合格だったエヌ君。彼の実力なら、本当は受かる筈だったのだけれど。
やる気さえあれば。

 

332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:15:20.90 ID:nF/cczfy0
>>329
なるほど
未来を見たが故の未来か

 

333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:15:46.56 ID:nXN/coSp0

一人の学者がある論文を発表した。
「タイムスリップは不可能」ということをテーマにした論文だったが、内容は大変すぐれたもので、
斬新にして理論的な点が高く評価され、いくつもの章を受賞した。
数十年後、その学者が病でいよいよ最後と言うとき、身近な人を呼んで話をしたいと言いだした。

「死ぬ前に言っておきたいことがある。タイムスリップはできる。ワシが体験したのだから間違いない」
驚く人々を前にさらに語った。
「論文の出来が良かった? 当り前だろう。未来の何百人と言う科学者に協力を得てでっちあげたのだから。

タイムスリップをしたくないかとほのめかせば、みんな喜んで協力してくれたさ。
本当に大きな発見をした時、人間は誰しも独り占めしたくなるものだ。
ワシが死んで10年もすれば、世界中にワシが現れ出す。
タイムスリップの秘密はその時あった学者どもに聞いてくれ。
それじゃあみんな、10年後また会おうな」

 

335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:19:01.28 ID:nF/cczfy0
>>333
ずるい博士だなあ
発想がすごい

 

344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:39:11.30 ID:me4H88ux0
>>333
これもいい

 

351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:46:18.78 ID:nXN/coSp0
>>344
直接落ちがわかるのはなんかスマートじゃないから、ヒントっぽい落ちがほしいかな

 

336: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:22:19.18 ID:B3RBsY820

ある日、エヌ氏の前に一人の男が現れた。
「私は未来からやってきたエヌです」
「もう君の時代にはタイムマシンが完成しているのか」
「いえ、そういうわけではありません」
いいながら、不思議がるエヌ氏の後ろを指差した。そこには、エヌ氏と同じ顔をした男がもう一人。
ただ、こちらのエヌ氏は少し老けていた。

「私はそこの私よりも未来からやってきました」
「なるほど、そういうことか。未来の私をこれまた未来の私が連れてきたのだな」
「ええ、そういうところです」
「それで、ここにきた要件はなんだ」
「もっと未来のエヌが、あなたの命を狙っています」
「私を消したら、その未来の私まで消えてしまうではないか」
「それが狙いです。未来のエヌは重い病にかかっており、絶望して我々過去のエヌを殺そうと
企んでいるのです。すなわちタイムスリップ自殺というわけですね」

淡々とした未来のエヌの言葉を聞いて、エヌ氏は頭を抱えた。
「なんということ。私は重い病にかかるのか」
「そうは言っても未来は変えられません。早く過去に行きましょう」
「なぜだい」
「過去のエヌが一人でも死ねば、未来のエヌはみな消えてしまいます」
「恐ろしすぎる。早く過去に行こう」
未来のエヌが手につけたブレスレットのようなものを押すと、
なにもなかったところに銀色の球体が現れた。どうやらこれがタイムマシンらしい。

「さあ、乗り込んでください」
未来のエムに促され、エヌ氏は球体の中へと乗り込んだ。

「私は未来からやってきたエヌです」

 

338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:23:59.49 ID:nXN/coSp0
>>336
いいね
続きを妄想したくなる話だなw

 

339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:29:06.26 ID:me4H88ux0

ある朝、出勤すると、エヌ氏は上司に呼び出された。
「君が遅刻するとはどうしたんだね」
 エヌ氏は困惑した。いつも通りに家を出た筈だった。

しかし腕時計を見ると確かに、五分遅刻していた。
「申し訳ございません。歩くのが遅かったようです」
 上司は気をつけるようにと言い、遅刻を許した。

次の日、エヌ氏が目を覚ますと、電話を取り時報を聞いた。
(午前七時○○分をお知らせします)
「うむ、時計はずれていないなこれならば大丈夫だ」
 しかしエヌ氏が会社に着くとまたも上司に呼び出された。

「君、またかね。二日連続で遅刻するなんてたるんでいるんじゃないのか?しかも今日は十分だ」
 エヌ氏はひたすら首を傾げたが、まっとうな理由など説明できるはずもなかった。
「申し訳ございません。どういう訳か遅れてしまったのです」

エヌ氏は翌日も時計を正確に合わせ、家を出た。
「電車でぼうっとするのがいけないのだろうか。それともやはり歩くのが遅いのだろうか」
 エヌ氏は注意をはらいながら出勤した。しかし今度は二十分も遅れてしまった。
上司は呆れ果てて、怒ることもしなかった。

その次の日もエヌ氏は苦心しながら会社に通ったが遅刻はひどくなった。
上司はエヌ氏を呼び出した。
「君、いい加減にしたまえ。時間の価値がわからないわけではないだろう?
このままでは辞めてもらうことになる」

そこでエヌ氏はひらめいてこう言った。
「ええ、首にしていただいて構いません。もう働く必要はないのですから」
 こうしてエヌ氏は会社を辞めた。それからもう何十年と経つが、エヌ氏は今も若々しいままだった。

 

341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:33:55.58 ID:B3RBsY820
>>339
なるほどwww時間の流れがだんだん遅くなるのねwww
グリーンマイルみたいなことになるような気もするが……

 

343: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:35:50.61 ID:JqrrmovI0

昔々、あるところに一人の武将がいた。
彼は新進気鋭の武将だったが、東方で自陣を狙って
進撃する軍を叩こうと策をひねり出そうと躍起だった。
数で圧せば何とか勝てるんじゃないだろうか。いいやそれは分からない。

そんな時、彼の城を一人の見慣れぬみょうちくりんな服を着た男が訪れた。
男は自分のことを商人だという。
「あなたが今ここを支配なさっているという織田様ですか?」
彼は不快になった。こいつは何故わざわざ俺のところを尋ねるのだろう。隠密ではなかろうか。
「別に怪しいものではありません。ただ私どもは織田様の今度の進撃のために
 大いに役立つであろう商品を見せようと思っただけでございます」

男が妙な銀色の四角い鞄を開けると、そこには黒光りするよく分からない鉄の塊がおいてあった。
これは何だろう。新手の棍棒だろうか。彼は思った。
「こちらは『拳銃』と呼ばれる機械でございます。中に鉛の弾を入れまして、このように表の金具を動かせば…」
たちまちそこらの木が爆音とともに木っ端微塵にされた。

「このように、高速の弾によって色々なものを破壊する事ができます。
人体に当てれば鎧を軽く貫通し、肉を砕くでしょう」
男は思った。このよく分からない技術は西洋の物だろうか。この男は何なのだろうか。

「この技術の出所はいえませんが、今ならこの拳銃を百丁と弾を一万発はサービスいたします。
初回という事で今回はなんとタダ!その上サイレンサーもオプションでお付けいたしましょう。どうでしょうか?」
彼は男の言っている意味が分からなかったが、この機械はとても魅力的だった。
彼は早速買ってみる事にした。

やがて家来にこの機械を練習させているうちに東方の敵と戦う時がやってきた。
彼はこの技術があれば勝てるだろうと確信していた。
しかし、敵が突っ込んでくる瞬間、彼は見てしまった。
相手の武士は全員黒くて強固そうな輝く鎧をまとっていたのだ。

「さて、世紀のショウが始まります!片や拳銃百丁を持った織田の軍勢、
片や防弾スーツをまとった武田の軍勢!矛と盾、勝つのはどちらなのでしょうか!
 さあ皆さんご選択ください!」

 

345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:39:44.48 ID:GPozLt600
>>343
ほこたてかwww

 

346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:40:41.89 ID:nLSTRsiM0
>>343
これいいなwww

 

348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:44:42.25 ID:GPozLt600
次のお題安価だしていいですか?

 

349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:44:59.97 ID:me4H88ux0
どうぞどうぞ

 

350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:45:23.59 ID:GPozLt600
じゃあ>>354

 

354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:47:07.80 ID:nXN/coSp0
バナナの皮

 

357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:49:13.97 ID:me4H88ux0
バナナの皮かwwwwww

 

358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:49:38.93 ID:GOO3A8mZ0
これは難しいだろwwww

 

360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:57:54.83 ID:nLSTRsiM0

エヌ氏は道端で占い師に声をかけられた。
「バナナの皮に気をつけなさい」
バナナの皮?踏んで転んだりするのか?
笑ってエヌ氏はその言葉を聞き流した。

そのまま帰宅しようとしたが、ふと家の鍵を会社に忘れたと思いだす。
変な忠告だったが、声をかけてくれたのは良かったかもしれない。
急いで会社へ駆け込むと、足元にはバナナの皮が落ちていた。

おっと危ない。まさかあの忠告が役に立つとは。
バナナの皮をゴミ箱に放り、家の鍵をとって引き返す。
翌日、男が出勤したところ、何やら騒ぎになっていた。

泥棒が入ったのか、大事な商品が食べられていたと。
しかもその皮の一つは、堂々とゴミ箱に捨てられていた、と。

 

362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 23:59:52.79 ID:GPozLt600
>>360
発想がすごいです

 

378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 00:24:07.76 ID:I4PMNdsu0

エヌ氏のもとにな男が訪れた。
「バナナの皮が家の前に落ちていましたが?」
エヌ氏は奇妙に思いながらも答えた。

「それが、どうしたって?」
「この間戦争が始まったでしょう。貿易もストップして、世界は大混乱です。
それなのにどうしてバナナの皮が?この国では栽培されていないのに」
「ただの備蓄だよ。この国の女はバナナが好きだ。ニュースにもなったろう?嫁が大量に買いこんでな。」

「それにしたっておかしい。すぐに立ち入り調査をします。」
「ちょっと待った。君の家にはバナナは?」
「無いに決まってるでしょう。」
「それはおかしいな。」

「何故ですか?あなたにはスパイ容疑がかかっているんですよ?言葉は慎んでください」
「となると君は結婚をしていない訳だ。」
「ええ、まあ。」
「それがおかしい。この国じゃ君くらいの歳にはみんな結婚する。それが法律だからな。」
「……」
「君がスパイだね。」

男は逃げ出した。

 

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:42:07.43 ID:nXN/coSp0

男は2chのスレにショートショートを書き込んでみた。すると、
「そのオチ前にも見たぞ」「○○のパクリじゃねえか」「ここはこうした方がいいんじゃないか」

レスを見ながら彼はにやりとした。
「ショートショート作家にとって便利な時代になったもんだな。
ネタのかぶりやすいショートショートの既出チェックをしてくれるやつがこんなにもいるんだから。
しかも出典付きで。おまけに推敲もしてくれるときた」

スレで好評だった何本かを出版社に送った夜、担当編集者から彼に電話が来た。

「盗作はだめですよ先生。いくつかググってみたら2chに一字一句同じのが山ほどあるじゃないですか」

 

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 15:56:13.71 ID:0LQBA5Ih0
>>80
ありそうでワロタ